2017年2月27日月曜日

全自動エスプレッソマシンで生まれる時間


全自動エスプレッソマシンをオススメする最大の理由は、味とかではない「時間」だ!



日本人の平均年収は406万円(3万5728ドル)だが、そこから算出する分給は37円(0.33ドル)だ。オフの時間をそれと比較したり平均よりも低い人が標準偏差では多いので、その1/2として見積もっても、1分あたりの19円(0.17ドル)の価値がある。GDPで計算してもおもしろいかも!
全自動でない場合、エスプレッソの袋や缶から、轢いてから何日もたって酸化した豆をタンパーで叩いてセットする。そして、毎回その豆をレバーをひいて入れ替える。それでそのレバーを洗って乾かす。その繰り返し。ボクの場合、これだけの作業で前後3分は消費する。つまり、コーヒー一杯飲むのに@57円(0.5ドル)の平均日本人の非労働時間価値を損失しているのだ(笑)
それを全自動エスプレッソマシンに変えるだけで、劇的にその時間が有効に活かせる。エスプレッソの人は、カップをセットして、スイッチを押すだけ!たったの2秒だ!
ボクはカフェラテなので、電子レンジ600wでミルクを45秒チンするので、その後、全自動エスプレッソなので、1分くらいだ。
全自動エスプレッソマシンの良いところは、何日も前に轢いた豆ではなく、その場で、「グイーン!!」で轢いてくれるから挽きたてなのだ!
この良さは、部屋の中に、コーヒーのただよらぬ悪魔の香りが立ち込めるのだ。
問題は、グイーンにゴトゴト、しゅわー!!ガチンガチンの全自動特有の機械音だ。
しかし、電子音だらけのピコピコ世界の中での機械式の蒸気圧力の機関車がいると思うだけでも、かえって人間的に感じる。ジェームズ・ワット以来の蒸気革命のDNAが存在しているのだ。
そして、最大の良さは、後片付けだ! 3日に一度、水とコーヒー豆とゴミと一週間に一度くらいの洗浄でカビることなく、この高温多湿な日本でも、業務で使わない限り10年ほど潰れないからだ。
しかし、プラスティック製のボディは7年くらいが買い替え時期だろう。値段は倍するが、マグネシウムボディを本当は買ったほうが良いのかもしれない。
そろそろスマホのMNPで8万円(704ドル)を返すくらいなら、全自動エスプレッソマシンプレゼントのほうが通信キャリア間での差別化にむすびつくのではないだろうか?原価で考えれば、3〜4万円(352ドル)だ。